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拍手下さった方、ありがとうございますv
↓お約束通りの感じの展開です………だって、好きなんだもん……
↓お約束通りの感じの展開です………だって、好きなんだもん……
「スネーク、もういい?」
夕食の洗い物が終わるまでキッチンに入るなと言われていたオタコンだったが、今日はまだ少しお腹が空いているような気がしてキッチンのドアを開けた。クリスマスイブの今夜は、ボリュームのあるカプレーゼにマッシュルームのキッシュ、詰め物をしたチキンのグリルにスコーンとたっぷりとした夕食だったが、こうした日に用意されるデザートはまだだった。
スネークはサプライズを用紙しているのだと思ったが、30分も一人でソファにいたオタコンは飽きてしまっていた。
「あ、ドアを!」
オタコンがドアを押すと、スネークの慌てた声がして、その後には派手に皿の割れる音が響いた。
「え…ごめん…あの……」
敗因はキッチンのドアが内開きだった事なのだが……、ドアの前に立っていたスネークの持っていた皿がドアにあたって落ちたのだ。
「えーと…」
皿が落ちただけならば良かったが、スネークの胸元に、べったりとチョコレートクリームが付いているのを見て、オタコンは何と言っていいか判らなかった。
スネークが持っていたのは、きれいにデコレーションされたブッシュ・ド・ノエルだった。丁寧にナッペした後で、木目をフォークで刻み、柊の葉とフランボワーズを飾りつけた可愛らしいケーキは、今はドアとスネークの胸の間で押しつぶされて跡形も無かった。
「…僕、何か作るよ」
クリームだらけになったシャツに辟易していたが、スネークは怒っている訳ではなった。それでもオタコンは、スネークが折角作ってくれたケーキを駄目にしたと思うと申し訳なくなってしまった。普段ほとんど料理をしないオタコンでも、スポンジケーキを焼いてロールケーキを作り、それを綺麗にデコレーションする事が手間のかかる作業だと言う事は判る。パンケーキを床にぶちまけてしまったのとはわけが違う。
「材料があれば…その…」
何か自分に作れそうなスウィーツを思い浮かべているオタコンを、スネークは面白そうに眺めたいた。悪戯をした子供のようで、そんな時のオタコンはスネークにはとても可愛らしく見えた。自分の得意分野を離れると、とたんに不器用になってしまうのはスネークも同じ事なのだが、オタコンのこんな様子を見るのはスネークには楽しかった。
「ほう、何か作ってくれるなら…、俺はちょっとシャワーを浴びてきたいんだが」
「え、だって、スネーク一緒に作ってくれるんじゃないの?」
何か作るとは言ったが、きっとスネークが隣で見ていてうるさいほど教えてくれるだろうと思っていたオタコンはあからさまに当てが外れたと言った顔をした。
「二次被害が出る前に、汚染物質は廃棄しないとな」
シャツについたクリームを指さして言われて、オタコンは何も言えなくなってしまった。
スネークがバスルームに行ってしまってから、オタコンは床に落ちた皿の破片を拾い集め、ドアや床に飛び散ったクリームを拭いた。このままでは歩いただけでキッチンを大惨事に陥れてしまいそうだった。
掃除を済ませ、テーブルの上を見たオタコンは小さく溜息を吐いた。テーブルの上には残りのチョコレートクリームが入ったボールと、洗ったフランボワーズだけしか無い。
「…チョコレートバーを積んでクリームで固めたら……」
一瞬、オタコンの頭の中に浮かんだ考えだが、スネークの盛大に嫌そうな顔も一緒に浮かんできた。
「パンケーキくらいなら焼けるかな…」
ストック用の棚を開けてみたオタコンだったが、スネークは小麦粉とベーキングパウダーを混ぜてパンケーキを作る為に、最初から焼くだけでいいようなパンケーキミックスは無かった。
「冷凍…」
前にスネークが余ったパイ生地を冷凍していたのを思い出し、冷凍庫を開けてみたが、今日はブロックのままの肉が幾つか入っているだけだった。
チョコレートクリームを前に、オタコンは途方に暮れてしまった。
「おーい、もういいか?」
何も思いつかずにナッペナイフでクリームを掬っては落としていると、バスルームから戻ったスネークが顔を覗かせた。そろそろ勘弁して、何か簡単なお菓子を作ってやろうかと……、スネークのそんな目つきを見てオタコンは少し悔しくなった。
「…いいよ。もう出来てるから…ほら!」
何も出来てなどいなかったが、オタコンはナッペナイフに載ったクリームを自分の鼻の上に落とした。その上にフランボワーズを一つ載せると、スネークに向かって顔を突き出した。
「は…?」
キッチンに入って来たスネークは一瞬呆気に取られたような顔をしたが、次の瞬間にはにんまりと笑った。
「そいつはいいな」
スネークは楽しそうに笑いながら、オタコンを抱きよせて、鼻の上に載ったクリームを舐めとった。
「ん…」
くすぐったいのか、オタコンが身を捩るとスネークが指で掬ったクリームをオタコンの唇に塗った。
「一口しか食べさせない気か?」
スネークの舌が、オタコンの唇の上のクリームを舐める。途中からはクリームを舐めると言うよりは…、情熱的にキスされているだけとオタコンには思えたが、クリームの味のするスネークのキスはオタコンにも気持ちが良かった。
「…ん…ふ…」
やっとスネークが唇を解放してくれて、オタコンが小さく息を吐くと、…スネークの手はオタコンのシャツのボタンにかかっていた。
「ちょ…え?…スネーク?」
テーブルの上に抱き上げて座らされたオタコンは、スネークにシャツを脱がされるのを黙って見ていた訳では無いが……、こうした時に、スネークはいつも以上の器用さを発揮する。
「や…何?スネーク!なにしてるの?」
律儀に着込んだアンダーシャツも脱がされたオタコンの胸に、スネークはチョコレートクリームを塗った。
「あっ…や、ぁあん」
寒さに立ちあがっている乳首も、クリームで滑る指先が擦り、オタコンは仰け反りながら嬌声を上げた。
「やだ…スネーク……そこ…あっ…」
オタコンは乳首を玩弄されるのが苦手だった。女性のようにふくよかな乳房がある訳でもなく、平らな胸に色の薄い乳首があるだけなのだが…、スネークの指先が触れただけで、オタコンは背筋を這いあがってくる掻痒感を堪えられなくなってしまう。排尿を我慢しているような、居心地の悪い感覚なのだが、…いつの間にかその刺激にきつく勃起してしまう自分も恥ずかしかった。
「このラズベリーの方が旨いな」
「や…やっ…やぁ…ああっ!」
オタコンの小さな乳首を熟れたフランボワーズと比べるように、スネークは舌先で転がした。軽く吸い上げて、前歯の先で噛むように引っ張ると、オタコンはスネークの頭を抱え込んで身体を固くした。
「…ひ…酷いよ、スネーク……僕、ズボンが…」
言われたスネークが体を離してみると、オタコンの白いフラノのパンツの股間に濡れたシミが広がっていた。
「…おもらし癖は治ったと思ってたんだがな」
スネークが含み笑いで言うと、
「な…おもらしじゃないよ!」
オタコンが顔を真っ赤にして睨みつけた。……確かに、二人が出会った状況は最悪だった。ロッカーで失禁するほど脅えていたオタコンを思い出したスネークが、堪え切れずに笑いだした。
「スネーク!しょうがないだろ……、気持ち良かったんだから…」
スネークの胸に拳をあてながら、オタコンが真っ赤な頬を俯かせて小さな声で言うと、
「おい、そいつは殺し文句だな」
長くて逞しい腕がオタコンの背を抱きしめた。
「あ、…だ、だめだよっ…スネーク」
さっきまで舐められていてじんじんと疼いている乳首を、スネークのTシャツに擦られて、オタコンは上ずった声を上げた。
「駄目なんていうなよ」
スネークはそのままオタコンを抱き上げた。
「男は駄目なんて言われた事は、もっとやりたくなるんだぜ?」
「………僕も男だけど…、そんな事思わないよ」
拗ねたようにスネークの肩に頬を預けてそっぽを向いたオタコンが言うと、大きな手がその頭を撫でた。
「そいつは悪かった。誰でも俺と同じってわけじゃないな。…でも、美味しいデザートはおかわりを頼む方なのは一緒だろ?」
耳元に囁かれるスネークの深い声が、オタコンを心地よくさせているが…、今はそんな素振りは絶対に見せない。この男は、思っている以上に自惚れが強いのだ。
抱きあげられてベッドまで連れて行かれる間、オタコンは精一杯拗ねた振りを続けたが、…オタコンも好きなお菓子はおかわりする方だった。
夕食の洗い物が終わるまでキッチンに入るなと言われていたオタコンだったが、今日はまだ少しお腹が空いているような気がしてキッチンのドアを開けた。クリスマスイブの今夜は、ボリュームのあるカプレーゼにマッシュルームのキッシュ、詰め物をしたチキンのグリルにスコーンとたっぷりとした夕食だったが、こうした日に用意されるデザートはまだだった。
スネークはサプライズを用紙しているのだと思ったが、30分も一人でソファにいたオタコンは飽きてしまっていた。
「あ、ドアを!」
オタコンがドアを押すと、スネークの慌てた声がして、その後には派手に皿の割れる音が響いた。
「え…ごめん…あの……」
敗因はキッチンのドアが内開きだった事なのだが……、ドアの前に立っていたスネークの持っていた皿がドアにあたって落ちたのだ。
「えーと…」
皿が落ちただけならば良かったが、スネークの胸元に、べったりとチョコレートクリームが付いているのを見て、オタコンは何と言っていいか判らなかった。
スネークが持っていたのは、きれいにデコレーションされたブッシュ・ド・ノエルだった。丁寧にナッペした後で、木目をフォークで刻み、柊の葉とフランボワーズを飾りつけた可愛らしいケーキは、今はドアとスネークの胸の間で押しつぶされて跡形も無かった。
「…僕、何か作るよ」
クリームだらけになったシャツに辟易していたが、スネークは怒っている訳ではなった。それでもオタコンは、スネークが折角作ってくれたケーキを駄目にしたと思うと申し訳なくなってしまった。普段ほとんど料理をしないオタコンでも、スポンジケーキを焼いてロールケーキを作り、それを綺麗にデコレーションする事が手間のかかる作業だと言う事は判る。パンケーキを床にぶちまけてしまったのとはわけが違う。
「材料があれば…その…」
何か自分に作れそうなスウィーツを思い浮かべているオタコンを、スネークは面白そうに眺めたいた。悪戯をした子供のようで、そんな時のオタコンはスネークにはとても可愛らしく見えた。自分の得意分野を離れると、とたんに不器用になってしまうのはスネークも同じ事なのだが、オタコンのこんな様子を見るのはスネークには楽しかった。
「ほう、何か作ってくれるなら…、俺はちょっとシャワーを浴びてきたいんだが」
「え、だって、スネーク一緒に作ってくれるんじゃないの?」
何か作るとは言ったが、きっとスネークが隣で見ていてうるさいほど教えてくれるだろうと思っていたオタコンはあからさまに当てが外れたと言った顔をした。
「二次被害が出る前に、汚染物質は廃棄しないとな」
シャツについたクリームを指さして言われて、オタコンは何も言えなくなってしまった。
スネークがバスルームに行ってしまってから、オタコンは床に落ちた皿の破片を拾い集め、ドアや床に飛び散ったクリームを拭いた。このままでは歩いただけでキッチンを大惨事に陥れてしまいそうだった。
掃除を済ませ、テーブルの上を見たオタコンは小さく溜息を吐いた。テーブルの上には残りのチョコレートクリームが入ったボールと、洗ったフランボワーズだけしか無い。
「…チョコレートバーを積んでクリームで固めたら……」
一瞬、オタコンの頭の中に浮かんだ考えだが、スネークの盛大に嫌そうな顔も一緒に浮かんできた。
「パンケーキくらいなら焼けるかな…」
ストック用の棚を開けてみたオタコンだったが、スネークは小麦粉とベーキングパウダーを混ぜてパンケーキを作る為に、最初から焼くだけでいいようなパンケーキミックスは無かった。
「冷凍…」
前にスネークが余ったパイ生地を冷凍していたのを思い出し、冷凍庫を開けてみたが、今日はブロックのままの肉が幾つか入っているだけだった。
チョコレートクリームを前に、オタコンは途方に暮れてしまった。
「おーい、もういいか?」
何も思いつかずにナッペナイフでクリームを掬っては落としていると、バスルームから戻ったスネークが顔を覗かせた。そろそろ勘弁して、何か簡単なお菓子を作ってやろうかと……、スネークのそんな目つきを見てオタコンは少し悔しくなった。
「…いいよ。もう出来てるから…ほら!」
何も出来てなどいなかったが、オタコンはナッペナイフに載ったクリームを自分の鼻の上に落とした。その上にフランボワーズを一つ載せると、スネークに向かって顔を突き出した。
「は…?」
キッチンに入って来たスネークは一瞬呆気に取られたような顔をしたが、次の瞬間にはにんまりと笑った。
「そいつはいいな」
スネークは楽しそうに笑いながら、オタコンを抱きよせて、鼻の上に載ったクリームを舐めとった。
「ん…」
くすぐったいのか、オタコンが身を捩るとスネークが指で掬ったクリームをオタコンの唇に塗った。
「一口しか食べさせない気か?」
スネークの舌が、オタコンの唇の上のクリームを舐める。途中からはクリームを舐めると言うよりは…、情熱的にキスされているだけとオタコンには思えたが、クリームの味のするスネークのキスはオタコンにも気持ちが良かった。
「…ん…ふ…」
やっとスネークが唇を解放してくれて、オタコンが小さく息を吐くと、…スネークの手はオタコンのシャツのボタンにかかっていた。
「ちょ…え?…スネーク?」
テーブルの上に抱き上げて座らされたオタコンは、スネークにシャツを脱がされるのを黙って見ていた訳では無いが……、こうした時に、スネークはいつも以上の器用さを発揮する。
「や…何?スネーク!なにしてるの?」
律儀に着込んだアンダーシャツも脱がされたオタコンの胸に、スネークはチョコレートクリームを塗った。
「あっ…や、ぁあん」
寒さに立ちあがっている乳首も、クリームで滑る指先が擦り、オタコンは仰け反りながら嬌声を上げた。
「やだ…スネーク……そこ…あっ…」
オタコンは乳首を玩弄されるのが苦手だった。女性のようにふくよかな乳房がある訳でもなく、平らな胸に色の薄い乳首があるだけなのだが…、スネークの指先が触れただけで、オタコンは背筋を這いあがってくる掻痒感を堪えられなくなってしまう。排尿を我慢しているような、居心地の悪い感覚なのだが、…いつの間にかその刺激にきつく勃起してしまう自分も恥ずかしかった。
「このラズベリーの方が旨いな」
「や…やっ…やぁ…ああっ!」
オタコンの小さな乳首を熟れたフランボワーズと比べるように、スネークは舌先で転がした。軽く吸い上げて、前歯の先で噛むように引っ張ると、オタコンはスネークの頭を抱え込んで身体を固くした。
「…ひ…酷いよ、スネーク……僕、ズボンが…」
言われたスネークが体を離してみると、オタコンの白いフラノのパンツの股間に濡れたシミが広がっていた。
「…おもらし癖は治ったと思ってたんだがな」
スネークが含み笑いで言うと、
「な…おもらしじゃないよ!」
オタコンが顔を真っ赤にして睨みつけた。……確かに、二人が出会った状況は最悪だった。ロッカーで失禁するほど脅えていたオタコンを思い出したスネークが、堪え切れずに笑いだした。
「スネーク!しょうがないだろ……、気持ち良かったんだから…」
スネークの胸に拳をあてながら、オタコンが真っ赤な頬を俯かせて小さな声で言うと、
「おい、そいつは殺し文句だな」
長くて逞しい腕がオタコンの背を抱きしめた。
「あ、…だ、だめだよっ…スネーク」
さっきまで舐められていてじんじんと疼いている乳首を、スネークのTシャツに擦られて、オタコンは上ずった声を上げた。
「駄目なんていうなよ」
スネークはそのままオタコンを抱き上げた。
「男は駄目なんて言われた事は、もっとやりたくなるんだぜ?」
「………僕も男だけど…、そんな事思わないよ」
拗ねたようにスネークの肩に頬を預けてそっぽを向いたオタコンが言うと、大きな手がその頭を撫でた。
「そいつは悪かった。誰でも俺と同じってわけじゃないな。…でも、美味しいデザートはおかわりを頼む方なのは一緒だろ?」
耳元に囁かれるスネークの深い声が、オタコンを心地よくさせているが…、今はそんな素振りは絶対に見せない。この男は、思っている以上に自惚れが強いのだ。
抱きあげられてベッドまで連れて行かれる間、オタコンは精一杯拗ねた振りを続けたが、…オタコンも好きなお菓子はおかわりする方だった。
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